フローリングの水拭きって面倒なものですよね。ついつい後回しにしがちですが、便利な道具があると俄然やる気になりませんか?
そんな水拭きを便利にする道具を紹介します。
フローリング掃除の面倒なところ
フローリングの掃除はどのようにされていますか? 普段は掃除機や乾式モップでホコリやゴミを取り、時々水拭きをするという方がほとんどではないでしょうか。今時雑巾を絞って水拭きをされる方は極めて少数な気がしますが、それでも掃除機などに比べて面倒なことには変わりないですよね。
私は掃除はしやすさが第一と考えています。掃除しやすいものの配置もそうですが、すぐに道具を手に取って掃除を始められる気軽さも大事だと思います。汚れを貯める前に掃除をしてしまうことですよね。
私はこれまでシート付け替え式のモップにウェットシートを付けて水拭きとしてきました。これもある程度手軽ではありますが、強く拭くとシートが外れてしまうという問題がありました。その問題を解決する道具を見つけたので紹介しましょう。
電動水拭きモップのメリット
商品名は、電動モップだったり、回転モップだったり、電動水拭きモップだったりしますが、同じものです。
全体はこのようになっていて、先端部分が一回り大きい他は特に変わったモップという感じはしません。
先端部分の裏側を見るとこのようになっています。
丸い円形のものが二つあり、白い部分はベルクロ、いわゆるマジックテープになっています。ここに付属のモップを張り付けると次のようになります。
そして、この円形部分がモーターで回転します‼ よく清掃業者の方が使ってる回転モップのミニチュア版みたいではないですか。これは楽そうですね。期待しちゃいます。
実際に使ってみた
実際に使ってみるとどうなのか、使い方を順を追って説明します。
2. モップ部分を濡らす(必要に応じて絞る)
3. モップ部分を本体に貼り付ける
4. スイッチを入れ、モップ部分を回転させる
5. 床をふきふきする
6. 掃除が終わったらスイッチを切り、モップ部分を剥がして洗う
使い方はとても簡単です。モップ部分を貼り付けるベルクロは、かなり強力に貼り付きます。モーターはそこそこトルクがあり、多少押し付けるようにしても回転が止まることはありません。モーターとバッテリーが入っていますが、あまり重い感じはしません。重さは1kg、柄の部分の長さは1mほど、モップの直径は16cmです。充電に必要な時間は3.5時間とありますが、いつも充電中は放置しているので計ったことはありません。運転の連続時間は乾燥モップで1時間とありますが、乾燥状態で使う人はいないでしょうから参考になりませんね。私が使った感じでは、濡れたモップで20分以上の掃除は余裕でした。
モップ部分も洗うのに問題はなく、使い勝手は上々です。
惜しい点を挙げれば、モーターのトルクの点でしょう。本体を大きく重くしないため、モーターは最小限の大きさのものを使用していると思いますが、酷い汚れを押し付けて落とそうとするにはトルク不足と感じます。軽い汚れは問題なく落としますので、頻繁に掃除をして汚れを悪化させなければ問題ないと思います。
宣伝では窓ガラスや網戸の掃除にも適しているとあり、これはまだ試していませんが、多分使えそうな気がします。
この商品が適している方 (ともう一つ道具を紹介)
このモップは、掃除機など乾式の掃除はやってるけど、湿式(水拭き)の掃除も手軽に頻繁にしたい、という方に向いていると思います。そういう方ならしつこい汚れも溜め込まないでしょうから、このモップの性能で充分賄えます。やはり水拭きには水拭きの良さがありますので、この道具の有用性は高いと思います。
ところで、このモップで落とせないような汚れ、例えばフローリングではなく玄関などに使えるものはないかと探した結果がこのモップです。
これは電動ではなく、先端部分にシートを挟んで使うタイプになります。
このモップの面白いところは先端部分に水を入れるタンクがあることです。
ここに水を入れてモップの柄を押し下げると、柄の白い部分から水が霧状に噴霧されます。つまりモップに霧吹きを内蔵している感じですね。汚れの酷い部分に向けて水を噴射し、モップで拭き取るというものになります。
裏面は普通のシート式モップのようになっており、市販のシートならほぼ何でも使えます。
これは汚れの酷いところを手軽に水拭きしたい方に向いていると思います。
水の噴射に関しても考えられていて、モップの柄を斜めにしていると噴射されません。垂直に近い形に立ててやらないと噴霧しないので、掃除中に不要に水が噴き出ることもないでしょう。